「子どもサッカー新学期応援事業」を通じた女性サッカーの応援

家計の負担が大きくなる春の新学期に、経済的な貧困や社会格差でサッカーをしたくても諦めている、続けることが困難な子どもたちを応援する「子どもサッカー新学期応援事業」。

ラブフットボール・ジャパンでは、ジェンダーに関わらず子どもたちがサッカーを諦めず続けられるよう、ジェンダー比率も成果指標に設定して活動に取り組んでいます。

2023年春に実施した本事業では、14都道府県の女の子27人(のべ42人)にサッカーの費用に使える奨励金5万円給付、用具寄贈の応援を届けました。

(*事業全体では、36都道府県の223世帯284人(のべ388人)の子どもたちを応援)

なお、女性向けの応援活動については、WEリーグの#KeepPlayingのチャリティ企画を通じてもご支援いただき、本活動の一部に活用させていただきました。


今回応援をお届けしたご家族の声をいくつか紹介します。
みなさんの力が、新学期を迎えた子どもたちのサッカーの喜びに繋がっています。


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「シングルマザーで手当てを貰っている立場で子どもに習い事をさせているなんてずるいと言われることもあります。嫌味を言われることもあります。そのため、こういう支援はサッカーをさせてもいいんだよと、言ってもらっているんだなと感じるので、すごく有難いです。ラブフットさんからの奨励金でサッカーをさせるのは世間から許される気がします。いつもありがとうございます」(東京)

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「このような応援事業の活動に取り組んでいただける団体様があること、こころから感謝いたします。子供の夢に向かって頑張る純粋な気持ちにこたえてあげたいと親として切に願うばかりです。ありがとうございます」(東京)

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「相談したい思いもありますが、家庭の状況を相談するのはなんとなく難しいように感じています。love.futbol Japanのように言葉を伝えられる場所があってよかったです」(福岡)

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「私のようにこの活動を知る機会があった人は本当に幸せだと感じます。みんなの協力があってこその自由だということをもっと本人にも知って欲しい。将来子どもたちがこの活動を通じて自分もサッカーできたと振り返り、こういう活動にどんどん参加していってもらえたら良いなと思います。有難う御座います」(埼玉)

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「家計の急変があり、また、コロナという長い年月の間、本当に大変になっていますが、このように支援して頂いているので、私たち親子もサッカーを楽しく頑張っていけます。必ずプロになり、恩返しをしたいと思っております」(愛知)

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「ボール一つで始められるサッカー、個人、仲間、チーム、色々なことを学べるサッカーに子どもたちが出会えたことをうれしく思って、これからもサッカーを続けて欲しいと思います。うちの様に家庭のことを考えて私立強豪校への進学をあきらめた子もいます。どうか、そういう子達にもチャンスが出来るようになってほしい。ボール一つでできるスポーツなのに続けるには大金がかかるスポーツになってしまい悲しいですが、格差がなく子供たちが自由に好きなだけサッカーができるようになって欲しいと思います」(青森)

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「今は男子サッカー部で活動していますが、高校への進学で女子サッカー部がある学校を希望する事があった時、選択肢に私立高校もあがっており、経済的に通わせてあげられるか悩んでおります。今回、初めてこのような活動があることを知り、とても助かりました。母子家庭だから・・・と色々なことをあきらめさせたくない気持ちですごしておりましたので、ご支援いただいて、とても嬉しいです。ありがとうございました」(北海道)

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本活動では、精神的なサポートとして4月末より子どもとプロサッカー選手の交流も開始しました。毎月オンライン交流とリアル交流をかけ合わせて実施し、子どもたちが自分のことを応援してくれる仲間の存在、自分の夢や目標を応援してくれる居場所があることを肌身で体感し、その後の子どもの成長と保護者の安心に役立てるよう取り組んでいきます。

また、今後WEリーグと年内に試合招待企画を検討しています。


ラブフットボール・ジャパンでは、ジェンダーに関わらず子どもたちがサッカーを諦めず続けられるよう、ジェンダー比率も成果指標に設定して活動に取り組んでいます。
国内活動における過去2年間の女性比率は14%ですが、第一段階の目標として今後20%にすることを目指しています。


<ご支援のお願い>

ひとりでも多くの子ども・ご家庭を応援できるよう、サポーターを募集しています。
月額1000円から参加いただけます。
サッカーが好きなみなさまのお力を貸していただけますと幸いです。

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