vol.0レポート:「サッカー・フットサル場づくりの教室~わたしの街で愛されるスポーツの場のつくりかた~」

この教室は、サッカー・フットサルグラウンドを作るための基礎を学ぶとともに、これからの日本社会で必要とされているコミュニティ型のグラウンドについて探求していくというものです。

日本各地から総勢 26名の参加者が集まり、7名の講師陣、2名のアドバイザー、3名のス タッフでこれから4ヶ月間にわたり、日本で子どもや大人が誰でもサッカーをはじめとす るスポーツを楽しむことができる場づくりを学んでいきます。

これからこの教室の様子や内容をlove.futbol japanで学生インターンをしています、伊佐治(大学3年)がお伝えしていきます。

今回は、本開催の前に参加者が交流する「キックオフ会」を行いました。

26名の参加者はそれぞれ関東圏をはじめ、長野県から教室まで足を運ばれている方や、愛知県からのオンライン参加者まで。サッカーと今も職業として関わっている人は勿論、サッカーとは関係のない職業の方も多く、多種多様なバックグラウンドの方たちが全国各地から集まって来ています!

参加した目的には、「高齢化社会を迎えるこれからの日本に必要とされるコミュニティづくりをこの教室を通して学びたい」という方や、「自分の地元に子どもたちの成長を見届けることができる場、地域の人が気軽に集まってBBQやスポーツを楽しむことができる場を作りたい」という想いを持った方など様々です。そういった想いを持った方が集まる教室、これから参加者同士の意見交換や議論を通じてどのような場になるのでしょうか、非常に楽しみです。


今回のキックオフ会には、「ポットラック式」を採用しました。

馴染みのない言葉かも知れませんが、参加者全員が一品ずつ食べ物・飲み物を持ち寄り、みんなで食べるという食事会のことです。持ってくる食べ物に特に決まりはなく、地元の名産品や馴染みの深い物、好きな食べ物など参加者は自由に持ち寄って楽しむことが出来ます。持ち寄る食べ物の背景には個人個人にストーリーがあるため、話す話題にも困らないし、食べる時間を通してコミュニケーションを深める役割を持つポットラックは個人的に素晴らしいなと思いました。実際に参加者の方は、各々持ってきた物を紹介したりそれを共有し合うことで賑やかな雰囲気でコミュニケーションを取っていました。これから交流会などを企画される方という方。ポットラック、オススメです。


さて、次回6月25日(火)からいよいよ「教室」が開講します。

第 1回目のテーマは、「施設のコンセプトづくり」。


love.futbol japan代表の加藤遼也さんが講師です。

ワークショップを通じて、参加者ひとりひとりが作りたい施設のコンセプトを策定します。

いざグラウンドやコミュニティを作るとなった時に、そこはどういった場所であるのかという、場のコンセプトを決めるということは 1番重要なところです。キックオフ会の後に出された課題をもとに、どういった施設のコンセプトが生まれるのでしょうか。

次回以降も、教室の盛り上がりなどをお伝えしていければと思います。