「SAMURAI BLUEとともに！子ども観戦プロジェクト」活動報告。11月18日 キリンチャレンジカップ2025「日本代表vsボリビア代表」

11月18日に開催されたキリンチャレンジカップ2025「日本代表vsボリビア代表」において、「SAMURAI BLUEとともに！子ども観戦プロジェクト」を実施しました。

本プロジェクトは、経済的な理由でサッカー観戦が難しい子どもたちに勇気や希望、感動を与える機会をつくろうと、日本サッカー協会（JFA）とともにクラウドファンディングを通じて企画・実施されました。10月の「日本代表vsパラグアイ代表」に続き、今回も多くの皆さまの温かいご支援により実現することができました。

当日は、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・にお住まいの11世帯の子どもと保護者が参加しました。ピッチにとても近い座席での観戦に、子どもたちは「本当にここで観られるの!？」と感動と興奮を抑えきれない様子でした。試合後に寄せられた感想からも、初めての日本代表戦が最高の思い出になったことが伺えます。

今回も子どもたちに幸せな時間をつくっていただき、ありがとうございました。ご支援いただきました皆さまに心より感謝を申し上げます。

参加した子どもたちと保護者の感想をいくつか紹介します。

読んでいて胸があたたかくなります。ぜひご覧ください！

（写真：©︎love.futbol Japan）

（子ども/小学4年）
「選手のベンチがすぐ近くで、プレーも目の前でみれて、こんなにいい席に招待してもらえてびっくりしました。ボリビアの選手と応援もすごかったけど日本が勝って最高の試合でした。フェイスペイントとか、知らない人とハイタッチしたり、ふだんできない経験をたくさんできて、お祭りみたいで最高な体験ができました。ありがとうございます」

（保護者）
「今回はこの様な貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。子ども達も私も日本代表戦を観るのは初めての経験で、国立競技場に着くまでの道中から、サポーターの姿を観ると興奮していました。座席もメインスタンドの前方を用意して頂き、子ども達が憧れている久保選手や堂安選手らを間近で観れたことは一生の思い出になったと思います。帰宅後、子ども達がすぐにテレビをつけて試合のニュースを観て興奮していた姿は本当に微笑ましかったです。この日は親子揃って朝から晩まで幸せな1日を過ごさせて頂きました。素敵な経験をさせて頂きありがとうございました！サッカーが大好きな子ども達の為にご尽力頂き本当に感謝しています」

（子ども/ 小学3年）
「楽しかったです。日本でいちばん強いチームの試合をみれて嬉しかったです。勝ってよかったです。久保建英選手、谷口彰悟選手、板倉滉選手、堂安律選手などのプレーをみれて嬉しかったです。田中碧選手にも試合に出てほしかったです。相手のチームの応援もきけてよかったです」

（保護者）
「子どもたちは初めて観る代表戦に『このチームって、いま日本で一番強いチームだよね！？』と目を輝かせていました。ものすごく良い席をご用意してくださり驚きました。心より感謝申し上げます。最高の眺めに子ども達も私も感動しました。ひとり親で子ども2人と3人で暮らし、毎日ギリギリの生活でお金に余裕がありません。サッカーが大好きな息子に代表戦をみせてあげたいとずっと思っていましたが叶えられずにいました。今回この企画を知り、心がワクワクしてとても優しい気持ちになりました。毎日とても忙しくてサッカー観戦チケットの申し込み情報などをチェックする時間的余裕も、チケットを購入する金銭的余裕もないため、是非この機会に子どもたちを国立へ連れて行ってあげたいと思いました。選んでいただきありがとうございます。
チケットを受け取る際、スタッフの方たちが明るく優しい笑顔で迎えてくださり、本当に嬉しくて泣きそうになりました。息子は大好きなサッカー選手と同じ髪型にヘアカットして行ったのですが、息子をみたスタッフの方は「髪型かっこいいね！サッカー選手の髪型だね！」と声をかけてくださいました。息子は恥ずかしそうにしながらも喜びの笑みを堪えきれずに嬉しそうにしていました。
普段は毎日とても精神的にも孤独で辛いことも多いですが、今回のあたたかい支援のおかげで子どもたちと最高の思い出を作ることができ感謝しております。
『私たちを応援してくれている人たちがいて嬉しいね。いつかあなたたちも大きくなったら、困っている人を優しく助けてあげたいね』という話を子ども達ともしました。代表戦なので他国のチームを間近でみられて、応援スタイルや歌など多文化に触れることもでき良い経験となりました」

（子ども/ 中学1年）
「ずっと行きたかった日本代表の試合。憧れの選手がたくさん観れて、そしてピッチに近い場所から応援できて本当に感動しました。細かいフェイントやディフェンスの圧などやっぱりさすがだなと思うプレーばかりで時間が経つのがとても早かったです。僕はやっぱりサッカーが大好きなんだと実感する事ができました。この感動は忘れません。クラブチームでの活動にこの経験を活かしていきたいと思います。ありがとうございました」

（保護者）
「この度は素敵なご招待をいただきまして本当にありがとうございました。
息子から日本代表の試合を見に行きたいと小さい頃から言われていたので、素敵な席で素晴らしいプレーを息子と一緒に観れた事。息子がキラキラした表情で楽しそうに観戦していた事。とても良い思い出になりました。本当にありがとうございました」

（子ども/小学1年）

「よかったし、すごかったし、たのしかったからありがとう」

（子ども/小学3年）

「楽しくて、いいせきでいろいろ楽しめたのでありがとうございました」

（保護者）

「親子、人生で初めてのサッカー観戦でした。正直、チケットを受け取るまで半信半疑で本当に観れるのだろうか？と不安でした。いざチケットを受け取った時は嬉しくて泣きそうになってました。座席も、想像を遥かに超える素敵な場所で子ども達と大喜びしました！間近で見るプロ選手達のプレーに、3人で終始盛り上がりました。サッカーを習っている長男は、プレーを観ながら一生懸命私に解説をしてくれて楽しそうでした。次男も得点が入った時は飛び跳ねて喜んで、声援をおくっていました。『最高の景色を」というサッカーのスローガンが掲げられていましたが、私達親子にとって本当にその通りでした！

私の息子達は、見た目には分かりにくいですが2人とも発達障害を抱えています。2人ともサッカーが大好きで習っていましたが、次男は足に障害もあり矯正に専念するためサッカーを諦めました。それでも学校では足に装具を着けながら好きなサッカーを無理しない範囲でしています！長男はADHD、ASDという障害で何度もチームに迷惑をかけ親子で挫けそうになりましたが、息子のサッカー愛が強く辞めずに踏ん張っています。今回の観戦も聴覚過敏を保護するヘッドホンの用な物を終始付けて観戦させていただきました。試合が終わるまで大きな音や歓声を我慢できないと思っていたのですが、本人はものすごく感動して楽しかったようで最後まで観ることが出来たんです！この達成感はとても大切な経験です。

母子家庭で毎日とにかく仕事ばかりなので、子ども達には色々な面で我慢させることが多いです。当選通知が来てから半信半疑ながら私も仕事を頑張れました。今回の支援は、本当に宝くじが当たったような気持ちでした！感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。貴重な経験、最高に素敵な思い出をありがとうございました」

（子ども/中学3年）
「日本代表対ボリビア代表の試合に招待していただきありがとうございました。今回の試合は楽しむことは一番だけどそれ以外にも自分と同じポジションの鎌田選手や遠藤選手のオフザボールの動きやボール回しのときの立ち位置などを見るようにして意識して自分の普段のプレーに活かせるような事を学ぶことができました。また国立競技場であんな近い席で観れたことはこれからの人生でもあるか分からないような貴重な経験だからその経験が出来て嬉しかったです。改めて日本代表戦に招待して頂きありがとうございました」

（保護者）
「娘が初の代表戦観戦機会となりました。長女は小学3年生の時に父親を亡くし、それまで頑張ってきた新体操やピアノを全て辞めてしまいました。パパがいないからもうやりたくない、と棺の中にレオタードを入れていました。それから、何か打ち込めるものをあれこれ探し１年経った頃、娘が突然始めたのがサッカーでした。弟たちのチームに入り、自分の学年の練習日だけでなく、低学年の練習にも混ざり、毎日のように猛練習を始めました。中学では女子チームに所属し、ようやく何かを吹っ切ったかのように笑顔を見せる日が増えました。娘はサッカーを通して、悲しみを消化し仲間の存在に救われてきたのだと思います。女子のプロの試合は見てきましたが、初めて代表戦を観れたことは、とても嬉しかったようです。本当にありがとうございました。いつも気にかけてくださり、ありがとうございます」

（子ども/中学1年）

「国立競技場で日本代表の試合を、あんなに近くで観れて嬉しかったです。僕は堂安律選手が好きだけど後半から出てくれて凄く嬉しかったです。またボリビア戦は、遠藤航選手が出ていてポジションが一緒で、たくさんのことを学ぶことができました。自分も今回の試合で学んだことを活かして頑張りたいと思いました」

（保護者）

「初めてのサッカー観戦で日本代表の方々をあんなに近い場所から観れてとても楽しかったです。サッカーが大好きな息子はもちろん、ルールをあまり知らない娘もとても喜んでいました。以前いただいたサッカー用品もそうですが、今回の観戦も普段経験できない本物の経験ばかりで感謝しかありません。本当にありがとうございました」

（子ども/小学2年）

「楽しかった！唐揚げがおいしかった！サッカーは、ぼん、ほん、ぼーんってシュートを決めてすごかった！クロスをつなげて強いと思いました！」

（保護者）

「日本代表の試合をあんなに間近に観ることができるなんて思わず、会場で感動してしまいました！息子がサッカーを始めてちょうど一年。ひとり親でサッカー少年団に参加していくのは正直大変でしたが、日本最高峰の試合を観戦して、親子でサッカーに対する気持ちが変わっていきそうです。私も息子のボールを追いかける姿をたくさん応援していこうと思いました。観戦中に薄着の息子を心配してくださり、ありがとうございました。以前こちらで頂いたベンチコートを持参していたのですが、声を掛けてくださった気持ちでさらに暖かくなりました。貴重な機会をいただきまして、本当にありがとうございました」

（子ども/高校2年）

「プロ選手のボールのコントロールや、さばきをあんなに近くで見ることができて面白かった。テレビで観る時とは違い迫力があってプロ選手の技術を肌で感じることができ、とても勉強になった。ビルドアップの際に、相手のプレスが早くなってもワンタッチなどを使って上手く繋いでいたところが参考になった。こんな機会がなかったら、一生観ることができなかったと思う。ありがとうございました」

（保護者）

「この度は本当にありがとうございました。まさか、こんなにピッチから近い席で観れると思ってもおらず、感動でした。いつもテレビで観ている選手達がプレーしている姿を間近で観ることができ。90分があっという間に終わってしまいました。家に帰る途中で、『一生に一回観れるか観れないかの席だったよね』と子どもと話しながら帰りました。子どもは上田選手のパスがすごかった！と何度も話してくれました。ご支援いただいた皆さま、love.futbol Japanの皆さま、本当にありがとうございました。感動と感謝の試合観戦でした」

＊＊＊

ご支援のお願い

経済的な理由などで子どもたちがサッカーを諦めないよう応援する活動をしています。
支援を希望する子どもは毎年100人単位で拡大しており、支援が追いつかない状況です。そこで、寄付で応援いただけるサポーターを募集しています。現在460人ですが、来年に向けて550人を目指しています。
サッカーが好きなみなさんの力を貸してくれませんか。
毎月500円の寄付から参加いただけます。

▷サポーター申し込み

https://peraichi.com/landing_pages/view/lovefutbol-japan-misanga