【求人】日本でサッカーをしたくてもできない子どもの環境を変える活動、国内事業マネージャー候補


love.futbol Japanは、神奈川県逗子市を拠点に国内外のサッカーにおける子どもの貧困問題、格差問題の解消に取り組んでいます。

2012年に任意団体として活動を開始し、2018年にNPO法人化をしました。嬉しいことも苦しいことも色々ありましたが、創立時よりたくさんの人たちに支えていただきこの6年間を過ごしてきました。これまでたくさんの力をありがとうございます。


今回、団体として初めてフルタイム職員を募集することになりました。
ポジションは、日本国内の活動を担当する国内事業マネージャー候補です。
初めての採用ということでドキドキしています。

ご興味がある方は、下記をご覧ください。


国内事業マネージャー候補の役割

団体設立から約6年、国際的なFootball for Good分野とサッカーにおける子どもの貧困問題・格差問題に対する活動分野で、経験・知見・ノウハウ、応援いただくサッカー選手・コミュニティ、経験豊富なNGOsとのネットワークなど、すばらしいアセットを築くに恵まれてきました。今回の国内事業マネージャー候補は、団体のこれらアセットを活かし、次のフェーズに向けて「支援活動」と「組織づくり」の役割を担います。「子どもサッカー新学期応援」を中心とした既存事業の拡充と、「Safe place to play」(後述)の活動を進めながら、子どもたちの環境改善を進めていきます。
サッカーを切り口に、子どもが生まれ育つ環境に左右されず好きなことに挑戦し楽しめる社会を目指す仲間を募集します。


募集背景

3年以内に叶えたい姿があるからです。
それは、「Safe place to play」の思想を体現していること。

私たちが考える「Safe place」とは、単に安全な場所に限定されず、また、物理的な場所だけを意味するものではありません。
「Safe place to play」とは、経済事情や性別、年齢、人種に関係なく、子どもたちが誰でも無料で利用できる、且つ、精神的にも安心してスポーツを楽しめる居場所です。そしてその場所は、逆境環境にある子どもたちの状況を学び、理解し、応援するサッカーコミュニティに支えられています。

「Safe place to play」を体現するとは、コミュニティの学びと成長に貢献する学習プログラムを整え、コミュニティとともに「safe place to play」の場を毎年1箇所以上つくり続けること。この状態に3年以内になりたいと思っています。

「safe place to play」とは、love.futbolグローバルおよび世界各地の支部の核であり、これに基づきこれまで13カ国に60箇所以上の場所を作っています。

「Safe place to play」を端的に伝えられる日本語をまだ見つけられていないのですが、時々「スポーツ版の子どもの居場所」に置き換えて話をさせていただくことがあります。

ある場所が居場所になるかどうかは、利用する子どもたち本人が決めることです。子どもの中には当然スポーツが苦手だったり嫌な思い出がある子どももいますし、サッカーよりも他の運動や音楽が好きな子もいます。だから、「Safe place to play」がすべての子どもの居場所にはなることはないと思っています。またスポーツをする子どもにとって、所属する部活やクラブチームがすでにスポーツの居場所として機能している場合が多くあります。しかしながら、たとえスポーツが好きであっても、経済・社会的な事情でそこから溢れ落ちてしまったり、所属先があっても居場所に感じられない子たちもいます。最近では学校が長期休暇中に子どもらしく過ごせる場所の必要性も高まっています。私たちがつくるのは、そんな子どもたちの「こんな場所があったらいいな」を叶え、思いっきり体を動かせる子どもの居場所です。
将来、スポーツを好きになった日本各地の子どもたちが当たり前にこうした居場所を選択・活用できるようになれたらいいなと思っています。


主な活動

・「子どもサッカー新学期応援」
(サッカーの奨励金給付、スポーツブランドと連携した用具寄贈、試合招待)
・子どもと選手のエンパワメント交流(毎月継続型のオンライン交流、サッカー交流)
・「safe place to play」
(スポーツ版「子どもの居場所」のモデルケースとなるスポーツコートの建設)
1% FOOTBALL CLUBの運営

・アオアシ奨励金の運営 など


募集要項

<雇用形態>
正職員または契約社員


<職種>
国内事業マネージャー候補


<募集人数>
1名


<勤務地>

神奈川県逗子市オフィス。
オフィスはJR逗子駅より徒歩10分。

<勤務時間>

09:30~17:30(実働7時間。他、休憩1時間)。
時間外労働月30時間程度を含む。


<給与>

初年度:年収300万円〜360万円 想定。
賃金改定は1年に1回(7月)、人事考課により決定。


<待遇・福利厚生>

・社会保険完備(雇用、労災、健康保険、厚生年金)
・産休育休制度あり
・家族手当あり
・Football for Goodに関する社内研修制度
*Football for Goodとはサッカーを通じた社会活動の総称です。国内外パートナーの外部講師による「子どもの居場所」、サッカーを通じた「ジェンダー」「環境問題」「人種問題」「メンタルヘルス」などをテーマとした研修を実施します。

<休日休暇>
・原則土日祝日は休み。ただし、イベントがある場合は稼働。(振り替え休日有り)
・有給休暇、慶弔休暇、育児介護休暇


<契約期間>
開始は、2025年1月以降。
期間は1年(最初3ヶ月間は使用期間)。更新あり。

<業務内容>
・子どもサッカー新学期応援の準備・運営
(例:奨励金給付、用具寄贈、子どもと選手のエンパワメント交流、試合招待、外部組織との連携)
・Safe place to playの実現に向けた調査・準備・実施
・国内の課題・活動を周知し、支援の輪を広げるための広報企画の立案、実施
・Football for Goodに関する研修プログラムの整備
(Football for Goodとはサッカーを通じた社会活動の総称です。国内外パートナーの外部講師による「子どもの居場所」、サッカーを通じた「ジェンダー」「環境問題」「人種問題」「メンタルヘルス」などをテーマとした研修)
・新規事業のリサーチおよび書類作成、外部組織の連携
(例:新規事業の実施に向けた調査、立案、実施)
・事業予算獲得に向けた法人や助成金リサーチ、書類作成、提案
・アオアシ奨励金の運営


<応募要件>
●必須要件
・love.futbolの理念に共感する方
・子ども支援に関する倫理意識がある(活動経験がある方優遇)
・社会人経験4年以上
・主体的に行動しつづけられる方
・Football for Goodに関心が高い方(業務経験ある方優遇)
・英語力ある方を優遇
(国内事業ではあまり必要ありませんが、love.futbol本部や国際NGOとの会議は英語になります。また、リサーチ業務やFootball for Goodの研修プログラムの構築に英語が必要になります)
・プロジェクトマネジメントの経験がある方優遇

●日常的に使用するシステム
・MS Office(Word、Excel、PPT)、Zoom、Googleアプリ、Slack、Kintone、Formbridge

<大切にしていること> 
・組織と活動に対し、愛と責任を持つこと
・丁寧に仕事できること


<応募フロー>
1. 書類審査
2. 面接(3回)
3. 内定


<応募方法>
メールで「職務経歴書」、「志望動機書」(書式自由)の2点をお送りください。
送付先: team@lovefutbol-japan.org
メールタイトル: お名前_人材応募
お申込み後、すべての方に書類審査の結果をメールにて連絡します。
ただし、年末年始休暇期間(12/27〜1/5)の応募については、1/6以降に順次返信となります。


<募集期間>
随時。採用が決まり次第、応募を締め切ります。


<その他>
・業務内容は、社会情勢の変化や組織の成長などに伴い変更される可能性があります。そうした変化に柔軟に対応できる方を優先いたします
・ご希望する職種に関わらず、ご経験やスキルに合わせた別の職種をご提案させていただく可能性がございます。