町の問題を解決するグランドづくり方法

主役は町の人たち。

与えるのではなく、町の人たちと一緒につくるサッカーグランド。


love.fútbolは、Community-driven developmentという独自の方法を使っています。

グランドを与えるのではなく、地域の人たちと一緒に作ることでそのサッカーグランドはサッカーをする場所以上の価値を町にもたらします。町のチームワーク、人々のスキルアップ、「やればできる」という自信、子どもを大切にする心など、町が貧困から抜け出すために必要な持続的発展の力を育てます。



ステップ1:町の訪問と提案

プロジェクト候補地を訪問し、町の代表者メンバーに「サッカーグランドづくりを一緒にやらないか?」と提案します。


ステップ2:チームづくり

もし町が「一緒にやる」と答えたら、彼らに様々な課題を与えます。例えば、チームリーダーの選出、候補地の資料提出、無償で協力する人たち80人以上の署名を集めること、作業計画書の提出などなど。そうして段階的に幾つかの課題を与え、コミュニティの主体性・ヤル気を確かめます。全ての課題をクリアして初めて、一緒にプロジェクトをやることを約束します。また、この段階で町の問題を特定し、その問題をどのようにグランドづくりプロジェクトで解決するかを設計します。

ステップ3:グランドづくり

グランドを作るのは、建設業者ではなく、町の人たちです。自分たちで作った計画書に基づき、土地をならし、セメントを捏ね、レンガで壁を作ったり、フェンスを建て、色を塗ったり。老若男女が参加し、グランドの完成を目指します。


ステップ4:グランド完成!

ついにグランドが完成です。

子どもたちが交通事故を気にせず、安全にサッカーができるようになります。グランドは学校の授業で活用されたり、週末はスポーツイベントの開催地にもなります。みんなが集まる町のハブとして機能します。

ステップ5:町の持続的発展

グランドは町の発展のきっかけにすぎません。グランドつくりを通じて、町のモノづくりのスキルを得ます。仲間ができます。自分たちにもできるんだという自信を手にいれます。スキル、仲間、自信を使って、公園や商店、観光センターを建てたり、道路の舗装したり、町がきれいになり、教育的にも経済的にも豊かになるコミュニティへと繋げます。